家族連れで海外に滞在していて、日本の自宅を売却・人に貸している、またはもともと賃貸物件に住んでいた家庭の場合、一時帰国時の滞在先について頭を痛める人は多いでしょう。
親族の家に滞在する場合でも、「気をつかう」「長期は辛い」などという声をよく聞きます。
一時帰国時、自分で住居を手配する選択肢として最も多いのが、①ウィークリー・マンスリーマンションと②ホテルです。
今回の記事ではそれぞれのメリットデメリットを比較していきます。
一時帰国時の子どもがいる家庭の住まいの代表的な選択肢
①ウィークリー・マンスリーマンションに滞在
ウィークリーマンション・マンスリーマンションとは、短期で賃貸可能なマンションのことです。数週間~数か月の滞在向けにプランが設定されています。
ウィークリー・マンスリーマンションに滞在するメリット
ウィークリー・マンスリーマンションは、生活に必要な家具や家電が一通り揃っているので、ホテルとは違って通常の家庭生活を送れることが魅力です。
キッチン・調理器具などが備え付けである物件が多く、栄養バランスが気になるお子さんのいる家庭でも、自炊できるのが大きなメリットとも言えるでしょう。
また、光熱費の申込や敷金・礼金・保証人不要であることがほとんどなので、気軽に入居することができます。
ウィークリー・マンスリーマンションに滞在するデメリット
ウィークリー・マンスリーマンションは場所によってはリーズナブルな物件もありますが、長期滞在になると予想していたより費用がかさんでしまうことがあります。光熱費も別途必要なため、長期割引のある宿泊施設と比較すると、結果的に費用対効果が低くなる場合があります。
また、入居前にキャンセルしたり、途中で解約する場合のキャンセル料や違約金が発生することがあるため、注意しましょう。
②ホテルに滞在する
ホテルに滞在するメリット
一時帰国では、国と国の移動や時差ぼけなどで疲労を感じやすいため、日本についてすぐに自分で調理や掃除をすることは大変でもあります。
そうした時に、朝食やクリーニングなど行き届いたサービスがあるホテルは便利と言えるでしょう。
また、ウィークリー・マンスリーマンションでは急な延泊に対応できないことがありますが、ホテルの場合は部屋数が多いため比較的延泊しやすいのもメリットと言えます。
ホテルに滞在するデメリット
ホテルの立地やグレードによりますが、ウィークリー・マンスリーマンションより費用が高額になることが多いです。
近年は日本でのインバウンドが活発なことから、オンシーズンは割高な傾向にあります。
また、費用を抑えようとすると部屋の面積が狭くなるので、家族で住むには窮屈に感じるかもしれません。
まとめ
どちらの滞在先にもメリット・デメリットがありますが、子どもの年齢や人数、滞在期間、活動計画、予算に応じて柔軟に考えることが大切です。
家族全員が快適に過ごせるよう、家族で話し合って決定しましょう。
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